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Crashlyticsがリリースしたアクセス分析サービス、"Answers"を試してみた

iOS 開発者向けサービス

2014/07/16にTechCrunchでも取り上げられていましたが、Crashlyticsが新しくアクセス分析を行うためのツールAnswersをリリースしました。

最近、これを試す機会があったので感想を。
全体的な感想としては、手軽さを最も優先するのであればCrashlyticsを導入しておけば良いかな、といった感想です。

導入方法ですが、Answers用のFrameworkをimportする、といったことは必要なく、Crashlyticsを使用するための、下記のようなコードを記述しておけば、Answerも使うことができるようになります。


#import < Crashlytics/Crashlytics.h > ←ここと

@implementation AppDelegate

- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions
{
    [Crashlytics startWithAPIKey:];←ここ!!
    
    self.window = [[UIWindow alloc] initWithFrame:[[UIScreen mainScreen] bounds]];
    UIViewController *viewController = [[UIViewController alloc] init];
    self.window.rootViewController = navigationController;
    [self.window makeKeyAndVisible];
    return YES;
}

上記の手順だけで、
・リアルタイムのアクティブユーザー
・日次のアクティブユーザー
・日次の新規ユーザー
・月次のアクティブユーザー
・クラッシュを経験していないユーザー
・セッション数
・セッションの長さ(時間)
がまとめられたものを取得することができます。

こんな感じ。

f:id:nerd0geek1:20140801231142p:plain

やってみて感じた長所、短所を。

長所
・手軽。本当に手軽。10分あれば導入が終わり、テストもできる。
・クリックだけで上記の情報を簡単に確認することができる。

短所
・手軽さの裏返しとして、取れる情報が限られている。
 ユーザーが独自の情報を定義することができない。
・直近1ヶ月分のデータしか確認できないっぽい(?)

手軽なだけに、痒いところに手が届かないといった感じでしょうか。
それなりにアクセス分析をしたければ、
Google Analytics
Mixpanel
Flurry
などと組み合わせて使うのがいいのかなーとは思いました。

とりあえず、個人開発者としてアプリ開発を始めてみたい、といった人にはうってつけのサービスかとは思います。

あと、最近気付いたのですが、Crashlyticsでは、1年以上前から、クラッシュに遭遇したユーザーのユーザー情報を取得することができるようです。

こんな感じで。

- (void)setUserIdentifier:(NSString *)identifier;
- (void)setUserName:(NSString *)name;
- (void)setUserEmail:(NSString *)email;

+ (void)setUserIdentifier:(NSString *)identifier;
+ (void)setUserName:(NSString *)name;
+ (void)setUserEmail:(NSString *)email;

個人情報保護の観点から、外部(Slack、Github等)からは取得できないようですが、サービス保守的にはかなり便利かと。
外部から取得できれば、クラッシュが発生してからユーザーにサポートの連絡を行うまでを全自動で行えるので、便利なんですけどね(´・ω・`)